【紹介】私の自転車遍歴

こんにちわ。人見知りぼっちサイクリストの管理人です。

今回は私の自転車遍歴について書いてみたいと思います。

いくつかの記事で私見を好き勝手書いていますが、そのバックグラウンドとして、どういう自転車にコレまで乗ってきたのか、それほど多くはないですが、ご紹介させていただこうと思います。

1998 GIANT ATX850

コレより前にも、もちろん自転車には乗っていましたが、このMTBが自転車を趣味として始めるきっかけになった自転車です。

片道10kmほどあった高校への通学用に、親に買ってもらいました。

たしか、地元のサイクルベースあさひだったと思いますが、店内に赤や青や黄色の鮮やかなカラーのマウンテンバイクが並ぶ中、艶消しの黒という渋いカラーリングに心奪われました

その頃すでに、GIANTはMTBレースでかなり活躍していました。伝説的MTBライダー、ジョン・トマックと契約していたり、ワールドカップでも勝っていたり。1998年はさらにロードレースのプロチームに機材供給を始めツールドフランスに出場した年で、カタログには黄色と黒の初代TCRが大きく載っていたのを覚えています。

価格は8万円くらい。
コンポはシマノSTX-RC、今で言うとDeoreクラスでしょうか。
今思うと、STX-RCはエントリーグレードのパーツながら、ポリッシュ仕上げが綺麗で操作感もよく、コスパの良いコンポだったと思います。

フロントフォークはROCK SHOXのINDY S、だったかな?トップキャップを外して中身を出してみたら、片方から黄色い樹脂の棒だけ出てきて、もう片方は空っぽ
コレだけかよ!?と驚きました。

高校生でお金もそれほど無かった頃は、大きなカスタムはできませんでしたが、ハンドルバーやペダル、グリップなど、ちょこちょこパーツを交換して遊んでいました。

通学がメインと言うこともあり、当時メジャーになり始めていたメッセンジャーのスタイルを真似して、ユッチンソンの黄色いラインの入った細いスリックタイヤを履き、幅を切り詰めたハンドルバーで得意げに街中を走っていましたね。

高校卒業後、自転車店のバイトを始めてから、バイト先の先輩に連れられて本格的にトレイルを走るようになり、フロントフォークを中古のROCK SHOX JUDY XCに交換したり、さらにサードパーティーのエアカートリッジを入れてみたりと、結構マニアックなパーツにまで手を出して遊んでいた自転車です。

2003 Rocky Mountain Blizzard 2003

大学生の時に買ったのがRocky Mountain Blizzardです。

今もRocky Mountainのラインナップには、アルミフレームのファットバイクとしてBlizzardの名前が残っていますが、当時はクロモリハードテールのXCバイクでした。

このフレームは近場のトレイルライドロングツーリングに使いたくて選んだフレームです。

カエデの柄で綺麗に白と黒に塗り分けられたパウダーコート塗装はまたしても、艶消しです。

前述の通り、自転車店でアルバイトを始めていて、かなり割安で組むことができました。

フロントサスペンションのストロークが、当時のXCバイクとしては少し長めの100mm程まで対応でき、トップチューブが低く足つき性の良いフレームがトレイルで扱いやすく、またリア三角にはしっかりしたダボ穴が付いているので、頑丈なキャリアにでかいパニアバッグを付けてロングツーリングにも対応できました。

クロモリフレームですが、レイノルズ853で構成されたフレームは、XCレーサーらしく、かなりガッチリと剛性感の高いフレームで、冷えた餅のように硬さと粘りがあり、ショックは角を丸めて伝えてくれる、そんな乗り味でした。

次にご紹介するEllsworth Momentにパーツを移植してしまい、フレームのまま数年寝かせていましたが、2020年にパーツを再移植し復活させたのが上の写真です。

2006 Ellsworth Moment

社会人になってから購入したのが、Ellsworth Moment

2010年の秋頃に某オークションサイトでみつけ、衝動買いしてしまいました。

カラーはアルマイト処理によるブルーとブラック。コレまた艶消しです。
無骨なアルミ削り出しのロッカーアームがかっちょいいです。

クルマを手に入れ、ある程度お金も時間も自由に使える様になった頃で、富士見パノラマや高峰山など、お金を払って走るコースで遊ぶようになり、フルサスバイクを探していたところで見つけた中古フレームです。

2013年〜2014年頃までメインバイクとして乗っていました。

いわゆる4バーリンクタイプのサスペンションは6インチストロークながら、ペダリングロスが少なく、登りも下りも楽しめるタイプのフレーム。バネ下がやや重く、ウォシュボードの様に連続する早い入力に対しては、バタついてしまって苦手でしたが、大きなギャップではストローク感がしっかりあり、それでいて登りはしっかりトラクションが掛かりながら前へ進んでいく、そんな自転車でした。

Rocky Montain Blizzardで使っていたパーツを一部移植しつつ、オークションサイトや円高の恩恵に預かれた海外通販を活用しながらパーツを入手し組みあげ、その後もコツコツとパーツをあれこれ入れ替えながら、当初はフロント変速のあるオールマウンテン的な構成だったものを、最終的にはフロントに20mmアクスルのマルゾッキ55を投入、フロント荷重でガッツリ下りを楽しめるバイクになりました。

その後、転勤を機に自分の車を手放すことになり、ゲレンデに行くのもなかなか面倒な状況で乗る機会が減ってしまい、カバーをかけて数年眠らせてしまうことになりました。

2020 Breezer Inversion

2014年ごろから自転車から遠ざかり、体型変化や体力低下に気がついた2020年

自転車を再開すべく、前述の通り眠っていたRocky Mountain Blizzardを復活させ、近所のサイクリングロードを走っていましたが、やっぱり舗装路にはロードバイクが欲しいな、と初めて手を出したドロップハンドルの自転車がBreezer Inversionです。

ちなみに、Rocky Mountain BlizzardとEllsworth Moment、及びパーツたちはフリマサイトで売却、Breezer Inversionの購入資金に充てました。

Breezer Inversionに関しては、下の記事で紹介しているので、お時間がありましたら是非ご覧になってください。

最後までご覧頂きありがとうございました。