【LEZYNE 返品】海外通販 Pro Bike Kit 返品方法（発送まで)
カスタマーサービスとのやり取り自体は、日本語でできますので、不都合は感じませんでした
案内の内容に誤りがあったり、送ると言ったメールが送られていないなど、いい加減な部分があるのも事実。
なので、きちんと内容を確認し、疑問や不足があれば、さらに問い合わせる必要がありますね。
このいい加減なところに腹を立ても、得るものはないので、大きな心で向き合うのが得策です。
こんにちは、人見知りぼっちサイクリストの管理人です。
先日購入したLEZYNE Super PRO GPSですが、商品レビューの記事用に写真を撮っている最中に、本体のボルト周辺に亀裂が入っていることに気がつきました。
https://lifewithcoffeeandbicycle.com/lezyne-super-pro-gps/購入直後には亀裂に気づかず、数回のライドで使用したのですが、その間、地面に落としてしまったり、マウントへの取り付け・取り外しの際も、無理な力をかけた感覚もなかったので、商品製造時の締め付けトルク過多が原因ではないか、と考え、購入先のProBikeKitに返品交換、または返金の対応をお願いすることにしました。
物によっては国内価格より格安で購入できる海外通販ですが、問題があった時の返品対応などに不安がある方もいらっしゃると思うので、一つの事例としてご紹介しておこうと思います。
まずはカスタマーサービス連絡センターへ連絡する
ProBikeKitアカウントページを開き、下の方にあるカスタマーサービス連絡センターの「メッセージ」をクリック。
問い合わせフォームのページが開くので、カテゴリは「返品・払い戻し」を選択、問い合わせ欄に不具合内容とこちらの要望を記載します。
私が記入した文面は以下の通り。日本語でOKです。
お世話になっております。
先日購入したLEZYNE SUPER PRO GPSの本体の裏側下部のねじ止め部分に、クラックが入っていることに気がつきました。写真ファイルをアップロードしました。
使用回数は60km〜100kmのライドを４回です。
その間、地面に落とすなど、衝撃を与えることはありませんでしたし、マウントからの取り外しの際も、何かが割れるような手応えはなく、問題なく取り外しができていたように思います。また、ひび割れが発生している箇所のボルトを緩めたり、締めたりする作業も行っていません。
おそらく、製造時の締め付けによる割れだと思いますので、返品交換、または返金をお願いしたく、対応ご検討いただけると助かります。
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
また、問い合わせ欄の下にある「ファイルをアップロードする」をクリックすると写真を送ることができます。私は下の写真をアップロードしてみました。
フォームに記入し、ファイルがアップロードできたら、ページ下部の「問い合わせる」をクリックします。
メッセージが送信できると、アカウントに登録したメールアドレス宛に自動応答のメールがすぐに届きます。
”なるべく24時間以内に回答するように頑張るけど、忙しい時には遅くなることもあるからよろしくね”的な内容です。
その後、カスタマーサービス担当より、問い合わせに対する回答がメールで届きます。
きちんとした日本語で回答があり、安心感があります。
こちらから問い合わせメッセージを送った約五時間後に届きました。
お世話になっております。
この度はご注文のxxxxxxxxx号につきましてご連絡いただき誠にありがとうございます。
ただ今[ Lezyne Super Pro GPS HRSC Loaded]について担当部署に問合せをし、回答を申請しております。
恐れ入りますが、現在回答までにお時間を頂戴いたしますことをご了承の上、お待ちいただけますと幸いです。
ご不便をおかけしてしまい申し訳ございません。
もしご要望やご不明な点等ございましたら、ご遠慮なくお申し付けください。
(担当者名)
ProBikeKit カスタマー・サービス
返信が途絶えたら、煽る
最初の返信は早かったのですが、その後しばらく音沙汰がなく、ちょうど１週間経ったので、やんわり煽りのメッセージを送ってみました。
ProBikeKit カスタマー・サービス
ご担当様
お世話になっております。
Lezyne Super Pro GPS HRSC Loadedの本体破損の件、その後、担当部署様からの回答はありましたでしょうか？いつ回答が得られるのか、期日をご連絡下さい。
よろしくお願いいたします。
このメッセージを送って約半日後、次の通り回答がありました。
長々と書いてありますが、主な要点は次の３点です。
・商品を返送すれば、商品の再送、または返金をしてくれる
・返品方法の詳細と返品フォームは、別のメールで送ってくれる
・返送費用はこちら(客)が負担しないといけない
この度はProbikekitをご利用いただきまして、ありがとうございます。
またご注文xxxxxxxxx号の「Lezyne Super Pro GPS HRSC Loaded 」ついてご連絡いただき、誠にありがとうございます。
商品をご返品していただければ、商品の再送の対応、もしくはご返金対応の手続きを行わせていただきます。
ご返品に関する方法を、別メールにてご連絡させていただきます。2通目のメッセージをご確認ください。
返品の詳細については下記および別メールに貼付されております、返品フォーム（Return Form）をご参照ください。
-ご返品について-
返品フォームをご確認の上、必要事項の記入をお願い致します。
記載事項
お客様のお名前、電話番号、返品確認番号、返品確認番号、返品出荷番号、弊社倉庫の住所（配送先住所）
既に入力されております情報は、新たにご記入頂く必要はございません。
返品フォームをご記入後、返品フォーム（ラベル以外）を小包にご同封ください。返品する小包の外面に返品フォーム右下の点線部分の宛名ラベルをしっかりと貼り付け、弊社にご返送ください。
なお、弊社倉庫でお客様が返品された商品を確認するまでは、お客様ご自身の責任で商品を返送して頂くことになります。商品のダメージを防ぐため、小包をしっかりと梱包してください。返送の商品が配送中に紛失する場合に備え、必要でございましたら配達に関する保険をかけることもご検討ください。
恐れ入りますが、ご返送料はお客様のご負担となります。
返送方法はEMSなどの追跡できる配送方法にてご返送をお願い致します。
返送が完了しましたら、追跡番号のご教示をお願い致します。
返品された商品が弊社倉庫に到着するまでには2-4週間ほどかかる場合がございます。
商品が倉庫に届いたことが確認されましたら、ご返品していただいた商品の全額をご返金させて頂きます。返金のお手続きには少々お時間をいただくことがございますが、ご了承ください。
ご不便をお掛け致しまして申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願い致します。
もしご要望やご不明な点等ございましたら、ご遠慮なくお申し付けください。
(担当者名)
Probikekit カスタマー・サービス
疑問に思ったら確認する
ここで、疑問に思ったのが、なぜ返送費用をこちらが負担しなければいけないのか？という点。
ProBikeKitの返品ポリシーを確認すると、下記の通り。
商品の返送費用
返品が弊社の過失による場合、商品の返送費用についても弊社が返金させていただきます。ここでの過失の例は以下の通りです。
– 弊社が異なる商品を送った場合
– 商品の破損、汚損があった場合
– 弊社がお送りした代替品がお気に召さない場合
商品が不要な場合や必要でなくなった場合の返送費用については、弊社は一切返金いたしません。その際、費用はお客様負担となりますが、必ず損害賠償付きの配送サービスにてご返送ください。
破損、汚損していると報告された返品商品を調査した結果、弊社の過失が認められない場合、弊社は返送費用を一切返金いたしません。その後、商品をお客様に再度お送りする際の費用については、その商品により負担者が異なってまいります。どちらの負担になるかは、調査完了後にお知らせいたします。
これによると、ProBikeKit側に過失がなければ返送費用の負担はしないとありますが、少なくとも商品の調査も終わっていない現時点で、返送費用をProBikeKit側が負担しない、と宣言できる状況ではないはずです。
というわけで、以下の通りメッセージを送り、やんわり確認しました。
Probikekit カスタマー・サービスご担当者様
お世話になっております。
お忙しい中、ご返信ありがとうございます。
商品を返送する旨、承知しました。
一点確認なのですが、返送費用がこちらの負担となるのは何故ですか？
ご回答よろしくお願いいたします。
このメールを送った翌日、とりあえず商品返送の準備はしておくか、と返送方法詳細が書かれているという２通目にメールを探しましたが、見当たらず、届いていないようでしたので、さらにもう１通メッセージを送信。
お世話になっております。
昨日ご連絡いただいたメッセージに、返品に関する方法を別メールにてご連絡頂けるとありましたが、まだそのメールが届いていないようです。返送費用の負担の問い合わせと併せて、ご確認いただけると助かります。
お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
このメッセージを送って五時間後、次の通り回答を頂きました。
返品方法詳細＆フォームは、やはり送られておらず、ただいま送付したので確認して欲しいとのこと。
また、返送費用に関する案内は誤りであったようです。
お世話になっております。
この度はご注文のxxxxxxxxxx号につきましてご連絡いただき誠にありがとうございます。
返品フォームが送信されておらず、誠に申し訳ございません。
ただちに別途メールにてお送りさせていただきましたので、ご確認お願い申し上げます。
なお、返送費用案内につき誤りがございまして、誠に申し訳ございません。
返送料金につきましては返送時の領収書はお客様にて保管していただきますようお願い申し上げます。返送料の領収書のお写真をご提供頂きましたら、保証請求が完了した際に払い戻しさせていただきます。
〜 中略 〜
弊社の保証チームにより、商品の保証について最終判断後、商品の修理や再送の手配を行うまで30日程度かかることをご理解、ご了承をお願い申し上げます。
なおご返送頂く際、箱の外側に追加情報もしくは個人情報を記載しないようお願い致します。
ご不便をおかけしてしまい申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。
もしご要望やご不明な点等ございましたら、ご遠慮なくお申し付けください。
(担当者名)
ProBikeKit カスタマー・サービス
EMSで商品を返送する
というわけで、返送費用が返金される可能性があることが確認でき、返送方法の詳細を入手できたところで、手頃な箱に商品を梱包。
ProBikeKitから送付されてきたメールには、具体的な返送手順とともに、私の連絡先など必要事項が既にインプットされた返品フォームと、送付先ラベルがPDFファイルで添付されていました。
XXXX様へ、 対処方法についてのすべての指示は、添付書類内に書かれています。 切り抜きの住所ラベルを貼って返送して頂くだけです。また、商品と一緒に、記入した返品フォームを同梱してください。 これは、弊社が可能な限り迅速に返品リクエストを処理するのに役立ちます。 返品商品は、弊社の商品保管所に到着するまでお客様の責任下にあります。商品やボックスの損傷を防ぐために、返品商品をしっかりと梱包してください。 万が一、返送途中で紛失した場合に備えて、返品商品額を保証するサービスのご利用をお勧め致します。 領収書のコピーを保管し、お客様のアカウントを介して弊社まで送信してください。 返品商品が弊社に到着次第、返送料をお支払いします。返送料は返品商品額の１５％以内であることをご確認ください。 他にも我々にできる事があれば、お客様のアカウントを介してお気軽にご連絡ください。弊社チームスタッフが喜んでお手伝いさせていただきます。 敬具、 カスタマーケア チーム
フォームをプリントアウトし箱に同梱、切り抜きの住所ラベルを貼って返送するだけ、とのことなので、指示通り、宛先ラベルを箱に貼り付け、郵便局へ持ち込みました。
ここで、もうひと手間発生です。窓口のおばちゃん曰く、
2021年1月1日（金）から通関電子データの送信が義務化されています。手書きのEMSラベルなどで差し出されると名宛国で通関の遅れや返送のおそれがあります。また、米国宛の手書きラベルによる差出しは原則、お引き受けができません。EMS・国際小包・小形包装物など差し出される場合は、「国際郵便マイページサービス」をご利用ください。
とうわけで、その場でスマホを出して、「国際郵便マイページサービス」に登録、こちらの住所や、送り先の情報、送付する物品の情報をポチポチ入力し、二次元バーコードを入手。郵便局に備え付けの送付状印刷機にかざして、送付状を入手し、再び窓口へ。
そこで、電池は入っていますか？と聞かれたので、正直に、本体内部電池とセンサー付属のボタン電池が含まれていることを告げると、本体の電池は外せないのでこのままで良いが、ボタン電池は取り出してもらわないと引き受けられないとのこと。
ならば電池取り出しますよ、と梱包を解いてボタン電池を取り外し、再度梱包。無事に引き受けてもらえました。
費用を支払い、領収書と発送控えをもらったので、両方セットで写真を撮って、問い合わせ番号とともにProBikeKitへ連絡をしたのが、本日の午前中。
あとは商品の無事到着を祈り、ProBikeKitからの連絡を待つのみです。
一旦、まとめ
というわけで、最初に問い合わせをしてから約10日目にしてようやく返送の手続きが完了しました。
カスタマーサービスとのやり取り自体は、日本語でできますので、不都合は感じませんでした。文面も機械翻訳みたいな日本語ではなく、安心感があります。文面もとても丁寧ですし、不快な感じはありません。
案内の内容に誤りがあったり、送ると言ったメールが送られていないなど、いい加減な部分があるのも事実。
なので、きちんと内容を確認し、疑問や不足があれば、さらに問い合わせる必要がありますね。
このいい加減なところに腹を立てて、あれこれクレームをつけたところで、得るものはないので、大きな心で向き合うのが得策です。
長々と書いてしまいましたが、参考になる点があれば幸いです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。